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また新しい日本製ガラスクロスが!

この寒さ、静岡の冬のいちばん底?まあ2月ならこんなものかな。波は昨日腰くらいあったそうです。ガラスクロスメーカーさんがうちにきてくれる前にはいってきたそうです。

またアップデートしたBreakadawn Glass Fiber
またアップデートした「Breakadawn Glass Fiber」

通称「4-D」とよぶ日本製の新しいガラスクロス

そのガラスクロスメーカーさんが、また新しいタイプのガラスクロスをもってきてくれました。こんなにどんどん新しいものを作れるって日本製じゃないと不可能です。化学製品は日本の得意分野のはずですしね。

いままでのものでもじゅうぶんいいんですが「日本製だからいい!では伝わらない。なんで日本製がいいのか、それを分かりやすくしましょうよ」って、伝えたんです。

その日本製ガラスクロスは「Breakadawn Glass Fiber」といいます。特徴をお伝えすると、「4-A」は軽さ重視、「4-B」は強度重視、「4-C」は、軽さと強度を兼ね備えたものです。

軽さを重視すると強度が落ちる、その逆に強度を重視すると重くなる、その両方を併せ持つ4-Cはクロスの張りが強く作業性がよくない。これはメリットでもあるんですけどね。

で、4-Dは4₋Cの張りをおさえたものだということです。作業性向上を目指したそうです。

日本の多くのブランドが使用し始めています。たくさんのフィードバックをもとに最高にいいクロスを作ってほしいと思います。

Breakadawn Glass Fiber 4-D
Breakadawn Glass Fiber 4-D

組み合わせは使用するブランド、ボードによって違う

ほかにも6-A、6-Bがあり、あたまの数値の通り4は4oz相当、6は6oz相当です。

ガラスクロスは、ブランド、またボードの仕様によって使用する組み合わせが異なります。パフォーマンスボード、フィッシュ、ミッドレングス、ロングと軽いほうがいいものもあるし重いほうがいいものもあります。強いに越したことはないし、よりクリアなのがいいんです。

前回ATOMサーフボードで使用したのはデッキに4-Cを2層、ボトムに4-Cを1層で2本作製しました。←のリンクから制作中の画像がご覧になれます。

このクロスすべてにおいていえるのがとにかくクロスの目が美しい。いまスタンダードな海外メーカーのハイエンドクロスレベルなのは間違いありません。プロレベルで見てもガラスクロスの目が完全に消えます。すばらしいです。いまATOMでは次のボードの組み合わせを考えています。

ちなみにATOMの一部のボードはレジンもテストでここの日本製レジンを使っていてフィードバックをくりかえしています。ウェットスーツのように「日本のサーフボードが世界でいちばん美しい」といわれるのをめざして…もちろん性能も。

時代はすすんで情報の遅れがあった昔とは違います。世界に追いつけではなく、追い越せるはずです。海外のブランドが日本のサーフボードマテリアルを必要とするときがきっときます。

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