BlackSuitsは、無駄なコストをカットし、
高機能低価格なスーツを実現します。
最近のウェットスーツについて、
以前からSNSで考えていたことをポストしてたりしてたんですが、
昨年末、ついに正式に動き出しました。
ウェットの値上げが止まらない理由
世の中の情勢で石油が高騰、関連するものの値上げが止まりません…ウェットスーツもそのひとつ。
業界の事情で数少ない生地メーカーが値上げすると、ウェットメーカーも値上げするしかない、
いまやサーフボードと同等、それ以上の値段になっています。
その生地メーカーのほかに、生地問屋、工場を持たないメーカーが存在します。
これも値段が上がる理由のひとつです。
サーフィンって、やっぱりほしいのはサーフボードだと思うんです。
でもウェットスーツも必要なもの、サーフボードより高いってどうなの？
高い素材を使わないけど、快適なスーツはできるのか？
たしかにいまのウェットスーツはすごくよくなっています。
暖かい、柔らかい、軽いと、ほんとうに快適なものになっていますが、
コストの高い素材を使用しているのもその理由のひとつです。
また手首や、足首に使用されている見た目がきれいになる部材などを
多用すると高級に見えますがやはりコストアップの原因のひとつになります。
このラインナップは各ブランドからフラッグシップとしてリリースされていますね！👍
実際にサーフィンしていて、そこまで高級な素材を使わなくても、
快適にサーフィンできるものが作れるんじゃないか？
以前の価格で、調子いい、かっこいいスーツは作れないか？
BlackSuitsは、当店だけのスーツ、だからできることってあるんじゃないか？
ずっとそんなことを考えてました。
オートクチュールなウェットスーツ
BlackSuitsでそれを実現できないか、
私が35年スーツを作ってもらっている尾崎智美氏、当時の工場長浅井潮氏に相談しました。
そもそもBlackSuitsは、
尾崎智美氏の手て作られるウェットスーツブランドとしてスタートしたんです。
尾崎氏の作るスーツは、まさにオートクチュール、
調子いいのは当たり前で、さらに着たときのシルエットが抜群なんです。
浅井氏はいまは業界から離れていますが、だからこそのいちサーファーとしての意見をいただき、
やはり私と同様の考えをいろいろうかがえました。
できるだけ無駄を省いてコストカット
中間コスト、無駄な部材、コストの削減、
さらに高機能低価格な素材を使用したBlackSuitsを作れることになりました。
尾崎氏がいる工場は有名ブランドのOEM生産も手掛ける業界屈指の工場で、
この工場では生地そのものも作ってもいます。
ジャージ素材で例えれば、
ゴムの部分と布（ジャージ）の部分を別々に選ぶことまでできるんです。
裏起毛でいえば、サーフィンウェットの最高水準の高伸縮性ゴムと、
耐久性と保温性能のバランスがとれた起毛を組み合わせたり…
生地を作っている工場はすごくて、いろんなタイプの起毛素材がありました。
いつも最新の起毛素材を提供できるといってもらえました。
あくまで高機能なスーツに
でも低価格を求めすぎると、
ひとつのブランドのスーツをいくつもの工場で作るようなことになってしまいます。
同じブランドのスーツなのに素材も違うし着心地も違うことに…
実際にある低価格ブランドのスーツのことです。
BlackSuitsは、低価格を目指しても、
ハイエンドのサーファーが満足する高機能なスーツであり続けます。
いままで以上にユーザーさんに寄り添ったブランドになります。
私のイメージでは、現在と同等以上のクオリティで、プライスダウンできると考えています。
リクエストが多かったノーマークスーツのオーダーもスタート予定です。
春のオーダーキャンペーンを目指して…
いま正式な契約手続きと並行して、
マテリアルサンプルをチェックしたり、マークデータをつくったり、
オーダーフォームをつくったりと、
春のオーダーキャンペーンに向けて動き出しています。
私も長年お世話になったブランドから、
自ら手掛けるBlackSuitsに袖を通すことになりました。
WEBサイトもアップデートします。（現在アップデート前のプライスです。）
また進捗をお知らせさせていただきます。
