
これがATOMサーフボードのシェーピングマシンでのカット後のプリシェープフォームです。
さきほどオーダーいただいているATOMサーフボード Anonymous 6’0″のプリシェープフォームをチェックにきていただき、いろいろご説明させていただきました。
ATOM Surfboard Anonymous モデルページ
オーダーのボードの初対面が、ハンドシェープと異なりブランクスではなくプリシェープ(シェーピングマシンでデータ通りシェープしたフォームのこと)なので、その辺の違いを分かりやすくご説明させていただきました。
オーナーさんはベテランのサーファーですが、プリシェープのフォームは初めて見るということで、このパートでもチェックにきていただきました。
マシンシェープでハンドシェープ?
ここから仕上げのシェープになります。スムージングといういいかたもします。アメリカではデザインした人とスムージングを同じ人が行ったものをハンドシェープとよびます。世界規模のメーカーだとデザインした人とスムージングした人が異なるボードになってしまいます。
ATOMでは、サーフボードメイキングの要としてここにこだわっています。自分だけのカスタムなのか、製品なのかの分かれ道といってもいいくらい重要なのです。
いっしょにサイジング、できあがりを3Dでチェック
このボードはオーナーさんのリクエストにあわせてベーシックなサイジングより長く、少し広く、少し厚くしました。
シェープソフトウェアをコントロールしているところをモニターで見てもらいながらデータを作成していき、できあがったデータを3Dで確認してもらいます。ご納得いただいた時点で正式オーダー受付となります。
世界規模のメーカーと同じソフトウェア、カットマシンを使用しているので、TOPプロと同じオーダー方法になります。
プロダクションボード(推奨サイズのストックボード)が増えたいま、こういうサーフボードオーダーの一連の流れも楽しんでもらえればと思っています。喜び、思い入れが大きくなるので。
チェック後ディケールの配置を決めてもらって、セットするおすすめのフィンもチェック、セレクトしてもらいました。マッチするフィンをセットしないとたのしさ半減ですからね。
シェープがしあがったらまたチェックにきてもらいます。ここがサーフボードのいちばん美しいところだと思います。もう少しワクワクしてお待ちくださいね。